5G対応のスマホのメリットってなに?
「iPhone12」が発表されましたね。
この最新機種ですが「5G対応」になっているそうですね。
正直「5G」に対応しているメリットってなんなんでしょうか?
では見ていきましょう。
5Gってなに?
「5G(ファイブジー、)」は「5th Generation(第五世代移動通信システム)」 いわゆる通信システムの第5世代目となります。
ではこれまでの通信技術を見ていきましょう
これまでの通信技術を見てみよう
- 1G ⇒ 音声通話
例)ショルダフォン - 2G ⇒ メール、ショートメッセージの利用
例)ガラパゴス携帯(ガラ・ケー) - 3G ⇒ アプリの普及
例)スマートフォン - 4G ⇒ LTE
例)ドコモでいうXi - 5G ⇒ ①「高速・大容量」、②「超低遅延」、③「多数端末接続」
例)①XR(ARやVR)・4K,8Kでのライブ中継
②自動運転
③スマートシティ
なぜ「大容量」を「高速」で通信できるのか
- 高い周波数帯を使用した通信(周波数帯が高いほど高速な通信が可能)
- ビームフォーミング(対象者にむけて電波を飛ばす)での通信
(4Gは全方位に電波を飛ばしている)
通信速度が更に速くなったため大容量の通信量でもさばききれるということですね。
解像度の高い(データが多い)4Kや8Kの映像をスマホでも当たり前に見れるようになりますね。
なぜ「超低遅延」なのか
端末とサーバーの距離が遠いための遅延を解決
《現状》
端末 ⇒ 基地局(アンテナ) ⇒ インターネット ⇒ クラウドサーバー
《将来》
端末 ⇒ 基地局 ⇒ 基地局の近くにサーバーを設置(MEC) ⇒ インターネット ⇒ クラウドサーバー
基地局近くの「MEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)」で処理の一部を負担することで遅延を低減します。
自動運転の遠隔操作であっても「ブレーキをかけろ」という指示が瞬時に届き、実行できるということですね。
なぜ「多数端末接続」できるのか
現状では1つの基地局に接続できる端末はおよそ100台とされていますが、それでは「スマートシティ」の実現に必要な「IoT化(あらゆるモノがインターネットにつながること)」をするには不十分です。
そのため「Grant Free(グラントフリー)」という方式を採用するそうです。
今までは端末から基地局へ「グラント(事前許可)」を送信しそれが承認されることによってようやく接続できるものでした。
が、その事前許可をなくすことによってより多くの端末を接続できるようにするというものです。
ネットワークスライシング
「多数端末接続」ができることによってさまざまな通信が混ざって、悪い影響を出さない(人命にかかわる通信など)ようにつなぐ種類に合わせて最適化することを「ネットワークスライシング」と言います。
まとめ
なんとなく「5G」について理解できたでしょうか。
「5G」に対応しているスマホを買えばこの3つの特徴を使えるということになりますね。
しかし、まだまだ「5G」がつながる場所は限られているのでこれからの発展を楽しみにしたいですね。
いち早く体験したい方は購入しちゃいましょう!
自分は購入予定です。
それではまた。